おがわさんちのゆるゆるブログ

都内に住むアラサーのワーママ。パパと息子と3人暮らし

【まとめ】胞状奇胎

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こんにちは。おがわままです。

 

これまで胞状奇胎になったお話をしてきましたが、胞状奇胎って何だろうと思う人もいるはず。

わたしも自分が胞状奇胎と言われるまで、一度も聞いたことがない病気でした。

ここでは胞状奇胎がどんな病気なのか簡単にお話しできればと思います。

できるだけわかりやすくかみ砕いて説明したいと思うので、細かな説明ができていないところはご了承ください!

一般的な説明と合わせて、わたしが体験したこともお話しします。

こんな感じの人もいる、という感じで参考程度に見てもらえたらうれしいです。

 

 

*胞状奇胎とは

まず、胞状奇胎とはなにか説明したいと思います。

胞状奇胎とは正常でない受精によっておこる異常妊娠の一種です。

胞状奇胎には全胞状奇胎と部分胞状奇胎に分類することができ、どちらも場合も赤ちゃんは正常に育つことができません。

日本では、500妊娠に1回程度の割合で起こるそうです。

聞きなれない病気にしては思ったより多いというのが私の印象です。

また、特に両親に先天的な遺伝子の問題があるわけではなく、突発的に発生する病気です。

胞状奇胎は、血中(尿中)のhCG(妊娠性ホルモン)の数値が正常な妊娠より高い傾向があります。

超音波検査だけでは胞状奇胎と流産との判別が難しいこともあり、hCGの数値が判断の手助けになります。

 

 

*一般的な症状とわたしの場合

胞状奇胎の一般的な症状には、生理が来なくなったり、つわりのような症状があり通常の妊娠の初期症状と似ています。

また、出血や腹痛などを伴うこともあります。

 

わたしの場合は、生理が来なくなり、つわりのような症状が出ました。

なのでまず妊娠を疑いました。市販の妊娠検査薬も陽性でした。

最初は耐えられるくらいの気持ち悪さでしたが、日が経つにつれて症状がひどくなっていきました。

身体を起こしていることがつらく、ほとんど横になっていました。

食欲もなく、食べても吐いてしまっていました。

結局、つわりのような症状が出てから手術を行うまで体調の悪さは続きました。

息子を妊娠していた時は、全部で3、4回吐いたかなというくらい割と軽いものだったのでそれに比べるととてもつらいものでした。

 

胞状奇胎の疑いからその時の症状など、もう少し詳しく書いた記事はこちら↓↓↓

ogawayuru2.hatenablog.com

ogawayuru2.hatenablog.com

 

*一般的な治療とわたしの場合

胞状奇胎の治療は、手術で行われます。

子宮内容除去手術という手術で、子宮から胎盤や胎児の除去を行います。

除去されたものは病理検査によって胞状奇胎かどうか確定診断を行います。

部分胞状奇胎か全胞状奇胎かの診断もこの時に確定します。

胞状奇胎だった場合は、1週間ほど期間をあけてから再度同じ手術を行い、確実に子宮内の奇胎を除去できたかを確認します。

手術後は、血中のhCGの数値が正常値に下がるまで定期的な通院が必要になります。

数値が正常になった後も半年ほど数値の測定を行います。

これは、胞状奇胎のうち数パーセントの確率で侵入奇胎や悪性の絨毛がんへ進展する可能性があるからです。

その場合は、抗がん剤治療をする必要があるので、早期発見のためにも長期の通院が必要となります。

そしてその期間は妊娠することはNGとされています。

通院で確認しているhCGの数値の上昇が妊娠でのものか胞状奇胎の悪化でのものかわからなくなってしまうからだそうです。

 

わたしの場合は、1回目の手術で子宮内をきれいにしてもらい(明細には子宮掻把術(しきゅうそうはじゅつ)と書いてありました)、翌週に病理検査の結果を聞きに行きました。

部分胞状奇胎と診断され、さらにその翌週に2回目の手術を行いました。

そこから2週間に1回、3週間に1回と通院をして、現在も月に1回のペースで通院中です。

hCGの数値が順調に下がってくれば通院の間隔も徐々に伸びていくそうです。

わたしは、まだ数値が完全に陰性化となっていないので現在も妊娠しないように診察の時に毎回言われます。。。

2人目を考えているタイミングだったので、妊活解禁が待ち遠しいです。

 

手術と手術後についてもう少し詳しく書いた記事はこちら↓↓↓

ogawayuru2.hatenablog.com

ogawayuru2.hatenablog.com

ogawayuru2.hatenablog.com

 

*まとめ

今回は胞状奇胎について、わたしの体験を交えながらお話ししました。

割合から見るとそこまで珍しい病気ではないのにまだまだ知らない人が多い病気です。

ここで私がお伝えしたいことは、

しっかり治療すればほとんどが治癒する病気であるということ。

妊娠の初期症状と似ているので、最初は戸惑うこともありますが早期から治療することが大切です!

そして、この病気はけして親である私たちに何か原因があるわけではないということ。

病気が分かって、自分が何かしてしまったとか自分の身体がおかしいんじゃないかとか悪い方に考えてしまうことはやめてほしいです。

しっかり治療して、その後妊娠出産した人はたくさんいます。

わたしもその一人になりたいと思って通院を続けています。

なので、悪い方に考える気持ちをぐっとこらえて、まずは身体をもとに戻すことを頑張っていきましょう!

わたしも頑張ります!

 

過去に私の体験をもっと詳しく書いたブログもあるのでぜひそちらも読んでいただけたら嬉しいです!

今後も通院が続くのでそのことをまたブログにしていく予定です!

 

胞状奇胎のお金の話もこちらで話しています。↓↓↓

ogawayuru2.hatenablog.com

 

 

長くなってしまったので、今回は目次を付けてみたのですがいかがでしょうか?

これからも内容や読みやすさを試行錯誤しながら更新していきたいと思います。

それではまた!